塗装工事前の診断は、医師の手術前診断のようなもの
外壁塗装前の診断は絶対に必要です。なぜなら、「今、本当に塗り替えが必要なのか否か」「どんな補修工事が必要か」「今後の塗装メンテナンスはどうしたらいいのか」といったことは、専門家の診断を受けなければわからないからです。診断せずに塗装工事をすることは、医師が診察せずに手術をするようなものとも言われています。
さいたま住宅生協では、外壁塗装以外にも、住まいの健康状態についてきめ細かくチェックする「無料住宅診断」を実施(希望者のみ)しています。どうぞご利用ください。
【要塗装工事のサイン】
では、どのような「症状」が見られたら、「要塗装」になるのでしょうか? 代表的なサインをご紹介します。
外壁関連(外壁塗装)
チョーキング現象
塗膜の防水効果がなくなっている現象です。塗装による保護が必要です。
クラック(ひび割れ)
ひび割れを放置すると、雨水がしみ込み、下地劣化の原因になることがあります。
塗膜の剥離
塗膜下の水分によって剥がれ、下地劣化の進行が起こります。
サイディングの割れ
雨水の侵入により建物の劣化を早めてしまいます。
また錆の原因になることも
シールの劣化
雨水の浸入により内部の木材も腐らせ建物の劣化スピードは早めます。
樋の割れ
樋の割れによって雨水が予定外の場所をつたう事になり、雨漏りにつながります
軒天の劣化
雨風から屋根構造を守る軒天。劣化を放置すると雨水の浸入により、屋根全体、さらに柱・壁といたる所の劣化を早めてしまいます。
戸袋・雨戸
戸袋の塗膜劣化が進行し、剥れが見受けられます。
窓枠・格子
どんどん剥がれが増え、見た目に悪いだけでなく、枠の劣化を進める原因になります
屋根関連(屋根塗装)
屋根(コロニアルの劣化)
塗膜の劣化したコロニアル屋根は防水性が著しく低下している為、放置しておくと雨漏り等の症状が現れます。
防水関連
ベランダ防水の劣化
雨水から建物を守る本来の機能性と美観的な住空間の快適性を確保します。
シート防水の劣化
長年の雨風による、塩害、紫外線による劣化被害の影響があり危険です。