Y様邸 無料住宅診断から工事に至った事例①
2年に渡り住宅診断とリフォーム工事
2016年度の無料住宅診断では、玄関及び廊下の隅のへこみ(ペコペコしている)、雨戸の開閉が大変、お風呂場の天井のカビ、樋の不具合などが、診断要望箇所でした。診断のアドバイスとして、外壁シーリングの破断、床のたわみ・きしみ補修及び雨戸・網戸・窓枠・戸袋の補修が必要という診断。玄関・廊下の床板張替え、南面のアルミサッシ窓及び雨戸修理取替などの工事見積りを提案し、工事をさせていただきました。
さらに2017年度の無料住宅診断で再度申込みをいただき、お邪魔をした時に外壁シーリング及び塗装について相談を受けました。前年度の工事箇所などを見せていただきながら、「外壁については塗装が劣化しているので、塗装工事が必要」と診断させていただきました。結果、後日工事見積りを提案し、工事が受注・完成しました。
塗装工事中に近所のO様から、外壁塗装工事の相談があり、現場調査後に工事見積もりを提案、工事に至り、Y様、O様、ともに喜んでもらうことが出来ました。
Y様のように、リフォーム工事を一度にすべて行うという事ではなく、都合により2年、3年かけて行うお宅もあります。住宅診断は、気軽に何度でもお申込みいただき、住宅専門の生協ですので、ご入会いただいた組合員さんの、ホームドクターとして、ご利用いただければ幸いです。
1級建築士 梶田 素治
T様邸 無料住宅診断から工事に至った事例②
あらゆる機会に組合員に寄添い提案
T様は2016年の無料住宅診断に申し込まれ、診断の結果早急に修理しなければならない箇所は見当たりませんでした。その後の会話から、築20年経過している家のリフォームを考えていることが分かり、相談に応じ予算や工事内容などを説明し、予算に応じたご提案を示しました。Tさんのご希望は、和室6帖の京壁をクロス貼に替えること、ユニットバス及び洗面化粧台の取替、外壁及び屋根塗装など多岐にわたる工事内容でした。住宅生協では、1つ1つの工事内容と予算を説明し、今回はユニットバスと洗面化粧台の取替工事をご提案し実施することになりました。商品選びでは、お客様にカタログで選んでもらうのではなく、実際にショールームに案内して決めていただきました。工事完成期間もお客様のご要望に応じてできる限り努力し、ご期待に応えられる体制を整えました。今回は12月に入ってからのご契約でしたが、年内に完成のご希望でしたので何とか祝日の12月23日に完成させることができました。住宅生協では、あらゆる機会に組合員に寄り添い、必要な工事については工事の手順や予算などを細かくご説明しご納得していただくことを大前提にご提案申し上げています。
1級建築士 岩丸郁也
O様邸 無料住宅診断から工事に至った事例③
どんな工事でも専門家を入れて診断
O様は2017年の無料住宅診断のご案内を出してからすぐにお申込みをいただきました。
内容は、外壁のひび及び雨漏り、屋根上の使用していないソーラー温水器の対策、雨樋の詰り及び漏れ等でした。築30年の住宅ですがご相談内容以外の箇所は特に問題は無く、雨漏り改善、ソーラー温水器撤去処分及び雨樋掃除工事のご提案をし、見積もりを出させていただき工事施工に至りました。雨漏りは侵入箇所の特定が難しいため前もって専門業者に下見をしてもらい、工事内容を決定しました。室内から確認できた雨漏りは2箇所程あり、1箇所は外壁クラックからの雨漏り、もう1箇所アルミバルコニーからの雨漏りでした。外壁クラックは幅が大きかったためVカットせずにコーキング処理し、バルコニーについては床デッキを一度取り外し接合部及びボルト穴をコーキング処理しました。今のところ雨漏りは止まっているようですが、今年また無料住宅診断で点検したいと思っています。
1級建築士 岩丸郁也